海外からの対日投資というのは、外国の企業や個人が手持ちの外貨を円に換え、その円を日本国内でなんらかの方法で運用することです。運用方法は大きく分けて、直接投資、間接投資、それに不動産投資の三つがあります。直接投資とは、子会社、支店の設置、わが国既存企業の株式取得など、投資形態のいかんを問わず、外国の投資家がみずから日本国内で企業を経営し、または経営に参加することを目的にする投資のことです。子会社や工場を設立するために、わが国の不動産を取得することも直接投資に含まれます。これに対し、間接投資は、みずから企業経営するのを目的にするのではなく、単なる利殖のために、日本の株式、公社債などを購入することをいいます。不動産投資は、直接投資に含めることもありますが、一般には日本国内の上地や建物を別荘など居住用に購入したり、投資家みずからは使わないで値上がりを待って転売益をかせぐために取得したりすることを指し、企業経営とは直接結びつかない目的のための不動産取得をいいます。