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保険が成立するのは?

保険が成立するのは次のような大数の法則が働くからである。たとえば、四〇歳の男性が死亡する確率はよく分からないが、四〇歳の男性がたくさん集まった場合に、一年の間にそのうちの何人かが死亡する確率は、かなりの精度をもって推定することができる。そのような人が何万人も集まれば、そのうちで死亡する人数はほぼ確定する。このように、たくさんの人が集まるとその中で死亡する人数の比率がほぼある一定の率に収束することを、大数の法則が働くという。保険会社はこの大数の法則を利用して、たくさんの人に保険証書を売って資金を集め、その資金とその運用益の中から毎年ほぼ確定的に発生する死亡保険金を支払えばよい。このように、事故や死亡は個人にとってはきわめて不確実なことであるが、社会全体でみるとほぼ一定の確率で起こるほぼ確実な現象になる。

「栄養機能食品」という表示を目にする

最近、サプリメントの広告などに「栄養機能食品」という表示を目にすることが多くなりました。栄養機能食品とは、保健機能食品制度の発足とともに、二〇〇一年四月にできた健康食品の新しいジャンルです。一二種類のビタミン(A、B1、B2、B12、K、C、D、E、ナイアシン、葉酸、ビオチン、パントテン酸)および二種類のミネラル(カルシウム、鉄)の計一四種類の栄養素について、厚生労働省が規格基準を設けており、この基準を満たした製品には、自社の責任で一定の「栄養機能表示」をすることができるというものです。この「栄養機能表示」では、例えばナイアシンの場合では「ナイアシンは皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です」と表示することができます。ただし、「栄養機能表示」をするからには、一定の「注意喚起表示」もしなければなりません。それが「本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進したりするものではありません。一日の摂取目安量を守ってください」というものです。

年忌法要は、命日か、それ以前に

仏教の場合は、忌明けの後で百か日の法要をすませると、年忌法要と呼ばれる供養をします。すなわち、翌年の1川忌、亡くなった年を数えて2年目に行う3回忌、7回忌、13回忌、17回忌、23、27、33、50、100回忌まで続きます。しかし、ふつうの仏供養は13回忌ぐらいまでを盛大にして、以降は規模を縮小し、33回忌まですませて終了する形が多いようです。法要供養は、僧を呼んで読経してもらい、招かれた一同が墓参をして焼香した後、宴席を設け、故人をしのんで会食します。しかし、墓地が遠い場合は、墓参を省き、寺院や料亭、ホテルに位牌を持ち運んで焼香した後で会食することもあります。年忌法要は、祥月命日に行います。参列者のつごうなどで、命日より早めるのはかまいませんが、遅れるのはよくないとされています。法要に参列してもらう人には、2週間前までに案内状を出す。仏教では、1周忌、3回忌までの法要は盛大にしますから、参列してもらう人の範囲も多く、親類や友人・知人のほかに、故人とゆかりのあった仕事の関係者にも参列してもらいます。法要の予定は、僧侶の都合を聞いて早めに会食する場所を予約しておきましよう。